「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本
財務諸表の全部を理解するのではなく、重要なポイントを理解するための本。特に国の財政を企業会計の視点から説明する部分が意外で面白い(本の題名からそんな内容が含まれているとは全然期待していなかったが)。
また、「売上高は企業の社会との関わりの大きさ」という言葉は興味深い。他の会計概念も何かとの関わりの大きさ(界面の大きさ?)として考えられないだろうか。
以下、用語のメモ:
・自己資本比率=純資産/資産
これが高いと中長期的な安定性がある。純資産は返済する必要がないから。
・WACC:加重平均資本調達コスト
負債と純資産のそれぞれの調達コストに比率を掛けて足したもの。
・ROEとROA:
ーROA=純利益/資産
ーROE=純利益/純資産
・ROEはROAに自己資本比率の逆数(財務レバレッジ)を掛けている
・持分法:
持分に応じた利益を営業外損益に計上。
・資産回転率=売上高/資産
・固定費:製造個数に関係なく毎年一定必要な費用。
減価償却費など。
・売れ残りの在庫は資産:
全部原価計算の場合、売上高から売れた分の原価だけを引くので
売れなくても利益が大きくなってしまう。
直接原価計算では、そういうことが起こらないように
固定費をすべて引く。ただし、全部原価計算方式の方が
売り上げと費用が一致するので、よく使われる。
また、固定費と変動費の分解が難しい。
財務諸表の全部を理解するのではなく、重要なポイントを理解するための本。特に国の財政を企業会計の視点から説明する部分が意外で面白い(本の題名からそんな内容が含まれているとは全然期待していなかったが)。
また、「売上高は企業の社会との関わりの大きさ」という言葉は興味深い。他の会計概念も何かとの関わりの大きさ(界面の大きさ?)として考えられないだろうか。
以下、用語のメモ:
・自己資本比率=純資産/資産
これが高いと中長期的な安定性がある。純資産は返済する必要がないから。
・WACC:加重平均資本調達コスト
負債と純資産のそれぞれの調達コストに比率を掛けて足したもの。
・ROEとROA:
ーROA=純利益/資産
ーROE=純利益/純資産
・ROEはROAに自己資本比率の逆数(財務レバレッジ)を掛けている
・持分法:
持分に応じた利益を営業外損益に計上。
・資産回転率=売上高/資産
・固定費:製造個数に関係なく毎年一定必要な費用。
減価償却費など。
・売れ残りの在庫は資産:
全部原価計算の場合、売上高から売れた分の原価だけを引くので
売れなくても利益が大きくなってしまう。
直接原価計算では、そういうことが起こらないように
固定費をすべて引く。ただし、全部原価計算方式の方が
売り上げと費用が一致するので、よく使われる。
また、固定費と変動費の分解が難しい。