Re: Re: JSUG勉強会(Cloud Foundry, Spring DM)

Spring Source 周辺の二つの話題について、実際に試した方々の話を聞くことができた。
非常に参考になった。

•「G*なクラウド ~雲のかなたに~ ショートバージョン」
山本剛 さん(ニューキャスト)
 - Cloud Foundry Grails プラグインはコマンドラインでいろいろできる
 - GaelykはGAE/J用Groovyの軽量フレームワーク
 - Gaelyk用Eclipseプロジェクト作成スクリプトを作った
 - Slim3を試す前にGaelykを試すとSlim3が分かる?

•「Springとモジュールの行方 by OSGi」
こんぴろ さん(株式会社 チェンジビジョン)
 - モジュール化は大変、「ネジ」のモジュール化には400年かかった。(熊沢先生)
 - モジュールとして「認められる」範囲を絞ればそんなに大変じゃないのでは?
 - Linked-inは2ヶ月でモジュール500~600個に分解
  (ここで言うモジュールはOSGi Bundle?)
 - どうモジュールに分けるか?→「イノベーションの差があるところで分ける」
 - ちょくちょく機能を追加するアプリに向いているかも
  (金融の新商品、旅行会社の新プラン)

•「Spring Cloudの紹介」
土岐 さん(現場指向)
 - Cloud FoundryはAmazon EC2を使っている
 - Cloud FoundryはBETA版だから無料だがEC2は課金される。
 - 中身は、Apache, tc server, MySQL, HyperichHQ, Cent OS,
  AMI(Amazon Machine Image)
 - DBの保存先はローカルとEBS(Elastic Block Store)が選べるが
  ローカルだと、AMIを停止したときに消える。
 - AMIシングルインスタンスで月$72くらい、マルチだと$360くらい

個人的にはSpring DMを使うメリットについてもっと詳しく聞きたかった。

例えばEclipseではOSGiは「Dynamic」と「Module」の両面ですごく成功していると思う。
OSGiのおかげで多くのユーザが自分に必要な機能を必要なときだけDynamicに
Moduleをロードして使える、誰にとっても軽くて高機能なIDEになっていると思う。
そういう目的のために開発のときにあえて、モジュール化するという手間を払うのは
分かるけど、一方Spring DM Serverはどんな目的があるのか?
・・・ということを後からすごく知りたくなった。